自作アナログプレイヤー、ボテイン製作記
オーディオ友であるシローさんより譲り受けた「デンオン:DP3000」&「SME:3010R」。
さて、これをどの用に片付けましょうか・・・いや、どんなキャビネットに納めよう?
普通に四角く作った方が簡単だし無難。でもなぁ〜・・・と言う事で取り掛かります。
図面なんてありゃ〜しません、有るのは頭の中のイメージのみ(アホですね^^;)。
上手くいくのかな・・・なんて考えても仕方ないのでやっちゃいました。
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と言う事で最初に始めたのがDP3000のモーターを入れる穴を開けるべく型取りして厚
紙でマーキング。
かなりいい加減です(^◇^)
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その型紙を元に穴あけしますが、なんて変な形・・・切り辛いったら・・・
なので、要所毎にドリルで穴あけをしておきジグソーの向きが変わりやすいようにして
おきます。
この調子で21mm厚4枚と18mm厚1枚の合板に穴を開けていきます。
そ、一枚一枚・・・当然誤差だらけ・・・でもいいんです(ーー;)
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途中、手伝い?に来たミミですが・・・
猫の手とはよく言ったもんです。何の役にはたちません。
邪魔だからどっか行って(个_个;)
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そして切り出し終わった5枚。
これで何となく出来上がりの形が想像できますね。
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これら切り出した5枚をボンドで貼り付けます。
木工ボンドをそのままでは粘りがあり均一に伸ばすのが大変なので水で薄めて刷毛で塗
ります。
この方が塗り斑も出来難く作業性も良いと思います。
それに濃いボンドのままだと張り合わせた時に後でズレが生じやすいのでこちらの方が
よいかと思いますが、乾燥は遅くなるのは仕方ないと言った所ですね。
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↑で刷毛で塗り張り合わせてからクランプで固定します。
このクランプは100円ショップで売られていた物ですが、結構使えます。
そのクランプ締め付けると、やはりと言うか少し板がズレてきたのでゴムハンマー等で
小突きながら修正〜1週間ほどこのままほったらかします。要は乾燥ね^^;
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1週間も乾燥させればくっ付いてるでしょう。
なので思い切ってグラインダーや荒めの棒ヤスリでガリガリ・ガシガシと形を修正していきます。
後で付き板を貼るので表面はなるべく平らに。
しかしこれは疲れた・・・・(― ―|||;)
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そんでもって付き板を貼った状態。
付き板のシートの関係上木目は横方向。アクセントも兼ねて節目を入れてみました。
アームベース固定用の埋め込みナットも打ち込み済みです。
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そして仕上げはオイルフィニッシュ。
使ったのは「亜麻仁油」というもので、100%天然物なので人間に優しいかな?と思い・・・
なんて言うのは無し^^;単に珍しかったから。
でも良い匂いだし仕上がりも良いので◎。
手もスベスベd(^-^)
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アームベースは銅板を使用。
アーム取り付け部の楕円の穴部分の所は私の会にあるボール盤を借りホールソーで空穴後に
グラインダーで連結、周りの曲線や斜めのカットもグラインダー(^o^)g
会社の備品借りまくり、昼休みを利用しての作業。
同僚からも「今度は何作ってんだよ?」との突っ込み、以前は工場内でSPの箱を作ってましたから(^^ゞ
仕上げはピカールで。
えっ?銅板の入手先?
それは秘密です(个_个;)
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重要アイテムの一つ、と言うか要?のアーム「SME:3010R」。
3009や3012は良く見かけるのですが、あまり見かけない3010ですがその実力はいかに?。
ですが他の物を使った事がないうえにSMEのアームなんて(^_^;)
組み合わせが違うので比較のしようもないし・・・
調整、追い込みが難しそう・・・
ま、チャンと鳴ればいいか^^;(宝の持ち腐れ)
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SMEのアームベース部分です。
アームの取り付けネジはセイシン。
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このアングル、カッチョイイです(⌒‐⌒)
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デンオンのアーム側ですが出力ターミナル部です(SME側も全く同じ)。
これも銅板を使用し、電源カーブルも脱着式にしてます。
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デンオンのアームです。
高さ調整は出来ませんがSMEから比べたら扱いやすい物です。
ちなみにアームベースはSME用を裏返して代用してます。
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アライメントや針圧等を調整中です。
この辺はキチンとやりませんとね^^
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そして完成し、こうなりました。
当初はダブルアームの予定はなかったんですが色気が出ましたねf^^;) ポリポリ
なんか無駄にデカイし変な形・・・・
音は?・・・・
色々と使ってきた訳ではないので比較のしようがありませんと言うのが正直な所^^;
しかしDL103の中域の厚さやキレの良さは出ていると思います。
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